Quality
コンプライアンスへの取り組み
情報セキュリティへの取り組み
品質・コスト管理
コンプライアンスへの取り組み
伝創社はコンプライアンスの徹底を通じて、真に社会から信頼され、お客様に安心してお取引いただける企業を目指しています。このような理念を実現するため、次のような諸施策・体制の整備を講じています。
内部統制システムの整備
会社業務の執行にあたり公正性・透明性及び効率性を確保し、企業としての質を向上すべく、実効性のある内部統制システムの整備を進めています。経営管理部を中心とした体制により、コンプライアンス、情報の保存・管理、リスク管理、業務の適正の確保を推進しています。
さらに仕組みとしてだけでなく、現状の業務プロセスを分析・評価する過程で認識された業務の効率性や法令遵守上の課題に対する改善活動を実施しています。
コンプライアンス実現のための活動
コンプライアンスを実践するにあたっての具体的な手引書として、「伝創社行動指針」を作成し、全社員に配布して周知徹底を図っています。
またコンプライアンスを継続的に実践するため、法令等に関する事項の定期的な点検の実施など、遵守のための手順見直しを定期的に実施しています。
情報資産リスク管理
伝創社では、業務においてお客様の重要な情報を数多く取り扱うことから、「伝創社 情報セキュリティ基本方針」に基づいて責任体制を明確にし、情報セキュリティの維持・向上のための施策を継続的に実施しています。施策とルール化については「情報セキュリティ委員会」で審議し、社内全体で横断的に推進しています。
具体的には「情報セキュリティマニュアル」を制定して全社員に配布し、個々人でのルール徹底を図ることで顧客情報を含む情報管理の徹底を行うとともに、システム障害に備えて、コンピュータやネットワークなどの重要な機器はバックアップデータ管理、ネットワーク二重化を図るなどの対策を講じています。
また当社の事業継続性を確保するために災害または重大な障害等が発生した場合の対応策を定め、全社での事業継続計画を立案し、定期的なテストと継続的な見直しを実施しています。
情報セキュリティ目標・ルールについては毎年リスクアセスメントの見直しに基づいて改定を図っており、全社での教育実施による全社員・関係者の情報管理に関する意識改革、実務レベルへの組込みを行っています。
■制作物データ管理
伝創社では、著作権に関わる法規制を遵守するとともに、お客様企業が著作権トラブルに巻き込まれることのないよう、当社制作物データの一元管理をしております。
法務リスク管理
経営管理部にて当社に適用される法規制や各種条例を明確にし、遵守するための体制を構築するとともに、契約締結などの一元管理を通してコンプライアンス(法令遵守)の徹底を図っています。
情報セキュリティへの取り組み
伝創社では、お預かりするお客様の大量かつ多様な情報を扱うことを重要課題として認識し、ISO27001の認証を維持する活動を通じて、全社をあげて情報セキュリティ管理の維持・向上に取り組んでいます。
伝創社の情報管理領域
広告主の機密情報
・広報戦略情報
・広報展開情報
・キャンペーン情報
・商品、サービス等の規約変更情報
・担当部署、担当者情報 等
取り組み内容
情報セキュリティマネジメントに対する第三者適合性評価制度の認証を取得・維持
国際規格 ISO/IEC 27001:2013
国内規格 JIS Q 27001:2014
・ISMS(ISO27001)の認証審査の受査と認証維持
・研修、啓発活動の実施(定期的な全社員教育、情報セキュリティ委員会会議の開催)
・ISMS内部監査および外部審査を踏まえた改善処置
具体的な取り組み
●社内情報共有の仕組み
社員用イントラでのISMSルール、組織体制の常時掲載
- 社員は誰でも、いつでも、すぐに情報セキュリティに関する情報を確認できます。
情報ISO委員会の実施
- 各部門でのルール遵守状況、ヒヤリハットの報告を委員会内で共有し、優れた取組や注意事項の水平展開、セキュリティレベルの向上に努めています。
- ISO担当委員を適宜変更しながら、全員が委員を担当していくことで、社員個々の参加意欲を高めながら活動レベルの向上を図っています。
●教育訓練
全社員教育
- 年に1回の教育・理解度テストを実施。また不定期で、社会的なニュースになっているテーマについて、適宜全社教育を行い(SNS利用ルール、情報セキュリティルールの再確認など)、アルバイト・派遣社員も含めた全社員のセキュリティレベルを高い水準に保っています。
- 新入社員、中途入社社員には、研修の一環として情報セキュリティに関するレクチャーを実施し、入社後速やかに他の社員と同じセキュリティレベルになるよう指導しています。
ISMS内部監査人の養成
- 内部監査人には、予め内部監査人養成プログラムを実施し、監査レベルを一定の水準に保つとともに、内部監査時のCISOの立会いなどによって、監査レベルの維持向上に努めています。
伝創社 情報セキュリティ基本方針
伝創社(以下、「当社」)は、「Marketing&Creativity~私たちはお客様によりよい企画を提案します」という企業理念のもとに、クライアントの広告・販促計画の企画ご提案および制作を行っております。
常によいご提案をおこなっていくためには、クライアントとその業界などを深く理解してそのニーズに応えていくということが必須であり、その基盤となるクライアントからお預かりする情報は、当社の企業活動では必須のものです。
そこで従来より、クライアント情報の管理を企業活動上の重要事項と位置づけ行動して参りましたが、昨今のコンプライアンスに対する社会からの要請がますます高まる中、クライアントからお預かりした大切な情報を守るために、「情報セキュリティ基本方針」として明確に掲げ、全社員でその順守を徹底してまいります。
1. 情報セキュリティに関する役割と責任を定め、これを組織的に管理運用する体制を確立する。
2. 全ての情報資産やその扱いについては、関連法令や契約事項を遵守するとともに、クライアントから預かった情報は、約束した目的にのみ使用する。またコンピュータウィルスによる感染やその他の不正アクセス等の脅威から情報資産を守り、社内関係部門へは勿論、クライアントや協力会社にご迷惑をかけることのないように、組織的に取組む。
3. これらを確実に実行し、またより堅牢なものとするために情報セキュリティ委員会を設けるとともに、情報セキュリティの管理と継続的な改善を図るための、情報セキュリティマニュアルを定め、関係者全員で遵守する。
4. 情報資産に対する脅威と脆弱性を識別し、判明したリスクを正当な基準を用いてリスク対応を評価する仕組みを確立し、定期的にアセスメントを実施する。
5. 推進に当たっては、これらの重要性を認識し、経営資源の確保や割当ての優先度を十分考慮するとともに、社員全員への遵守と改善に必要な教育や普及活動を継続的に行う。
6. 情報セキュリティの内部監査を定期的に行い、遵守状況の評価を行い、是正策等の推進による実効性の追求と信頼性向上を図り、事業継続に貢献する。
7. 情報セキュリティ基本方針並びに諸規定に反する行為があった場合は、あらかじめ定められた処罰や契約内容に準じて対処する。
2007年1月1日
株式会社 伝創社
取締役社長 東侯弥
品質・コスト管理
伝創社では、品質向上と適正なコストを両立する取り組みを徹底しております。コスト競争力を高めることもお客様にとっての品質の一つと認識し、あらゆる面で高品質のサービスを提供してまいります。
工程の品質管理
■工程管理マニュアルによる対応品質の標準化
プランニング~ご納品までのノウハウをまとめた工程マニュアル「DENSOSHA WAY」に則り、スムーズかつポイントを押さえてご対応いたします。安心してお任せいただける品質水準を保ちます。
■「制作進行管理票」 による進捗管理
企画~構成~コピー~デザイン~校正の各工程ごとにお客様の合意をいただきながら、次工程へ確実に進めます。
■貴社内記録用「進行ファイル」のご提供
納品後ご要望に応じて当該案件の制作進行で使った書類を一式まとめた「進行ファイル」をご提供します。初回ご提案~企画決定~デザイン~校正~完成までの一連の流れが分かるよう、カンプ・書類をファイリングしたものです。
時間の管理
■CCNo.
進行中・納品済の制作物を「CCナンバー」で一元管理する顧客管理システムを構築しています。お問合せ時に専任担当がその場に不在の場合でも、迅速にお答えします。
■専任チーム体制によるサポート
5部署各専門スタッフがチームを組み、専任担当としてご担当させていただきます。内容に応じて直接個々のスタッフへお問合せいただくことが可能です。ご要望にスピーディ・的確にお応えします。
■スケジュール管理
案件のご納期に合わせたスケジュール表を作成して工程の進捗管理を行い、納期へむけて確実に進めます。
原価審査による適正化
■価格表による適正な御見積提供
価格表を使用することで、お客様からの御見積依頼に対して、即座に最適な御見積をご提示します。
■社員の教育訓練
原価審査は経験豊富なエキスパート集団が担当し、各取引段階における原価相談、見積勉強会、アドバイスなどを行い、社員の原価精査力を育成しています。あらかじめ全スタッフが制作コストに対する見識を持つことにより、適正かつ迅速なご対応に努めています。
外注・購入時の基本姿勢
お客様のさらなる事業発展に貢献すべく、各種制作物・メディアの外注・購入にあたっては、最大限のコスト削減の努力を行います。また、その際にクオリティの維持・向上にも配慮いたします。
方針
各種制作物の外注等においては、適切なコストに対する統一性、継続性、安定性を保持すると共に、クオリティの維持・向上を図るため、外注先であるパートナー会社の開発・育成を継続的に行っています。また、パートナー会社は厳格な審査により選定します。
具体策
●営業部
・仕様、品質を担保した上での見積りのご提案
・市場価格に基づいた価格交渉
●業務部
・パートナー会社の開拓・育成、審査・登録、監査
・計画的な発注管理、原価の適正化
・発注業務におけるルールの策定と実行
・営業、制作部門への教育・アドバイスなどによるコスト管理・クオリティの推進
・パートナー会社対応に関わる社員スキルの向上及び業務推進に関わるサポート 等